9月20-26日は動物愛護週間。

 

毎年、ラブコでは動物愛護週間に保護猫たちのフォトブックを発行していましたが、今年はちょっと趣向を変えて、ラブコ卒業生、ヨーデル&シャンソン姉妹の里親さんの手記である「ヨーシャン文庫」を発行することになりました。

2017年にラブコで保護したヨーデルとシャンソンは、演歌とメロディという野良猫の夫婦の間に生まれた姉妹。
このファミリーがなかなかの大家族で、春生まれの4きょうだい、夏生まれの5きょうだい、ファミリー全部で11頭!夏生まれの5きょうだいは預かりさんが見つかったこともあって、一家丸ごと保護することになり、ヨーデルとシャンソンは両親ときょうだいたちと共にラブコのオフィスにやってきました。

すでに子猫とは呼べないくらいの大きさに成長していたきょうだいたちは、生粋の野良猫生活を送っていたせいもあり、人に慣れるのもまあまあ時間がかかりました。

晴れてご縁が決まった後も、環境が変わったせいで、本猫たちも里親さんご夫妻も最初の頃はなかなか苦労されまして、その時のハラハラドキドキが綴られた本です。

今ではもうすっかり夫妻の大事なお嬢さん方として蝶よ花よと溺愛されているふたりですが、譲渡当初は家庭内野良同然で、猫たちも里親さんも一触即発のような危うい空気に包まれたりもしました(爆)

そう、ぶっちゃけると人馴れしていない元野良猫を迎えるのってなかなか大変。譲渡してすぐは里親さんからも相談の連絡が頻繁にあり、「やっぱり無理」と戻されてしまうことも珍しくないのです。

ヨーデルシャンソンも戻ってくること覚悟した時期もありました。
でもなんでかわからないけれど見事に乗り切ってくれた。
そして乗り切った後、彼らには信頼関係が生まれ、深い絆で結ばれたのです。
そう、大人の猫を迎える醍醐味ってコレよ!

そりゃあね、子猫の方が環境に慣れるのも早いし、触りたい放題!結構最初からラブラブな生活を送れるでしょう。里親さんも不安が少ないし、その分私たちも心配は減るんですが、大人の猫は難易度が高い!そう、人を選ぶのです。

ヨーデル&シャンソンの里親さん、ツマとオットはいかにして信頼を勝ち取ったのかーヨーシャン文庫を読むとその理由がきっとわかると思います。


ペットショップでお金で買って猫と暮らすのは簡単。めんどくさいことあれこれ聞かれないし、金さえ出せばOK!
でも保護猫はそういうわけにはいきません。保護団体の面談をクリアして、さらに猫の信頼を自身の手で掴まないといけないのです。君にはその覚悟があるのか。

そう、彼らはあらゆる角度からあなたという人間を試してきます(笑)。


なんてちょっとおおげさに書いてしまいましたが、ヨーシャン文庫はこれから保護猫を迎えようと考えている方、そして今現在保護猫と暮らしている方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。きっと笑と勇気をもらえるでしょう!

9月16日金曜日、21:00からLOVE ME SHOPで販売致しますのでどうぞよろしくお願いします。

 

SPECIAL THANKS

@yodel_chanson

 

 

初回限定のデラックスセット、ヨーシャンのアイシングクッキーとコーヒーがセットになったヨー缶、シャン缶も同時発売します!