
こんにちは。
あまりにも毎日どうぶつ病院に行くので、とうとう病院の休診日を私の休みにすることにしました(笑)
本日も通院です。ご存知の方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、我が家でお世話しているホイップがまたもや入院になってしまいました(泣)
ホイップは保護当初から耳の後ろと頬に皮膚の炎症があり、薬での治療を試みていましたが、なかなかすっきりとよくならないため、バイオプシーと言われる細胞の検査をしたのが先月末。皮膚の一部を切り取る必要があるため、麻酔が必要で、腎不全を患っているホイップは念のため前日から点滴をしつつ処置してもらいました。同時に、年齢もそう若くないホイップは歯も悪くてご飯を食べるのが辛そうだったので、いずれ抜歯をするなら同時に、と犬歯以外のすべての歯を抜いてもらうことに。
皮膚の治療はバイオプシーの結果次第の予定ではありましたが、炎症部分も切除して縫合してもらいました。耳の後ろなので、なかなか難しい部位ではありましたが、これで快方に向かうこともあるからです。
人が(特に私♡)が大好きなホイップは入院にとても不服そうでしたが、無事に処置を終えて、帰宅した時はわんこのように飛び回って喜んでいました。炎症部分はすっかりきれいになり、傷がくっついたら治っちゃうかもね〜なんて希望を抱いていましたが、痒みは治らないようで、エリザベスカラーの上から掻いてしまっていました。
そんなある日、汚れてしまったエリザベスカラーを交換する際、一瞬の隙をついて縫合部分を一回掻いてしまったんです。先生から縫合部分が取れちゃうと大惨事になると脅されていたので、慌てて写真を撮って病院に連絡すると、すぐに再度縫合した方がいいということで、病院に連れて行くことに。わ〜、私の不注意でかわいそうなことしちゃったと落ち込んでいたのですが、診察の結果、傷の治りが遅すぎるし、一度掻いただけでこうなるのはおかしいということになり再入院。ちょうどその翌日にバイオプシーの結果もくる予定でした。
バイオプシーの結果は、好酸球性肉芽腫の一種と言われるもので、原因はアレルギーや細菌、遺伝といろいろな可能性があって特定が難しいものでした。とりあえず、治療はステロイドと免疫抑制剤を使用して、徐々にステロイドの使用量を下げていくという感じなのですが、少なくとも1ヶ月くらいはかかるらしく。。。ずっと入院が必要かどうかはまだなんとも言えませんが、最低10日間は入院し、落ち着いてから再度傷の部分を縫合することになってしまいました(涙)
というわけで、本日は入院4日目。ステロイドを使っているにもかかわらず、まだ痒みはよくなっていないみたい。面会に行くと、超喜んでくれて、私の膝の上でフミフミゴロゴロを繰り返し、カラーをつけた頭でゴツンゴツン顔をくっつけてきます(笑)なんて可愛いんだ〜。
こんなに人が大好きで可愛い子だからきっと良いご縁があるはずなのに。早く治るように祈るばかりです。
そして、先日退院したイワシちゃんも今日は一緒に通院。
元気もあり、一時は自力でも食べるようになりましたが、どうやら今度は鼻が詰まってしまったせいか、スーピー言ってる。そのせいか、ご飯もあまり食べようとしないので、ネブライザーを施してもらい、追加の薬ももらってきました。体重も増えているし、目はきれいになってきましたが、自力でご飯を食べないとなると要注意です。
幸い、ネブライザーと薬が効いたのか、帰宅して少ししたらいきなり食べ始めました(ホッ)
と、こんな感じでして、ほぼ毎日誰かしらの病院に行ってます。今週もホイップのお見舞いと雪見ちゃんの避妊手術の抜糸、みぞれっちの去勢手術でなんやかんや通院です。下手したら猫以外で一番顔見てるのは先生かも知れないわ。。。
そして、通院が続くのでそっと計算してみたところ、医療費がやばいよということになりまして、そんな事情を赤裸々にSNSにアップしたところ、本当にたくさんの方からご注文や寄付をいただき、嬉しくて胸がいっぱいになりました。すみません。寄付に頼らずを目指してるんですが、なかなか完全なる自立ができておらず・・・。
普通の会社だって、倒産せずに維持するのが大変なのに、保護活動費を利益で賄うなんて無謀なことなのかもしれませんが、それでもなんとかやってこれているのは応援してくれているみなさまのおかげに他なりません。ありがとうございます!!!でも待てよ、もし、ただコーヒーだけ売っている会社だったらとっくに潰れていたのでは(というか設立すらできていないのでは)と思うのです。
LOVE&Co.は利益が出たら社会貢献というCSR(Corporate Social Responsibility)じゃなくて、ビジネスで社会問題を解決するCSV(Creating Shared Value)が前提なのです。(興味がある方はマイケル・ポーター教授 CSVで検索するといろいろ出てきますのでぜひ調べてみてください〜)。
簡単に言うと、利益が出たから猫を助ける、じゃなくて猫を助けるから支持してもらえる=利益が出る、って感じでしょうか。厳密な意味でのCSVとは違うのかも知れないけど、私の中ではしっくり来ました。コーヒーや雑貨を売って事業利益で保護活動している、と説明はしてますがちょっと違うのですよね。LOVE&Co.の事業をもっと一言で簡単にわかりやすく説明する方法はないものかといつも思うのですが、保護活動してるから買ってくれる方がいるわけで、このマイケル・ポーターという教授のCSVの文献を読んだ時に、「これよ、私がやりたいのは!」と思ったのです。(本当はちょっと違うのかも知れないですけどネ)
LOVE&Co.を立ち上げる前は個人のブログで里親募集の記事を書いたり、保護活動の様子を綴っていたのですが、猫を助けてありがとう、と言ってくださる方がすごく多くて。猫を助けるって、社会的な需要があるじゃないか、と(笑)
動物を、ましてや野良猫を保護したからって、金銭的な価値は生まれません。それを仕事として行きていく為に、どうマネタイズするかが難しいところでしたが、彼らにモデルとして働いてもらうことで落ち着きました。次から次へと新人モデルが売り込みにやって来て、なかなかデザインが追いつかないのが難ですが(笑)
と、書いていたら設立する前のいろいろなことを思い出しました。「それでやってけるの?」って言われたり、「日本は寄付の文化がないから無理だよ」と言われたりもしましたが、もう会社辞めちゃったし、これ以上やりたいと思えることないし、と思ったりしていました(笑)
今では知る人ぞ知るですが、LOVE&Co.の前にはとある会社の一部門でBuddyというブランド名でコーヒーを販売していました。コーヒーの売り上げでシェルターを作ることを目標としてやっていたのです。利益が出たらシェルターを作る、とか利益が出たら猫を保護する、だと結局なかなかできないんですよね。NO PAIN, NO GAINです。
結局そこの会社とはお別れすることになりましたが、そのBuddyの活動時代があったからこそ、スタッフの矢沢と出会い、今の等々力のオフィスを貸してくれるという大家さんともご縁ができて、晴れてこうして保護する場所を持つことができるようになったわけで、きっと意味があったのだと思います。LOVE&Co.を応援してくださる方の中にはこのBuddy時代からご支援いただいている方も少なくありませんしね!
今では毎朝ボランティアさんが来てくださって、猫たちのお世話やお掃除で助けてもらっています。商品づくりの内職や、チャリティワークショップを開催してくれる講師の皆様、抱えきれない保護猫を預かってくださる一時預かりボランティアさんまでできて、なんとありがたいことか〜。
日々の出来事に忙殺されるとついつい忘れてしまいがちですが、初心を忘れずにこれからも頑張ろうと思っております。
明日は病院の休診日なので私もお休みです〜!
ハロウィンギフトにカレンダー、最後のツメを頑張ります!
ハロウィンギフトでもラブコワーカーさんに大活躍してもらってます〜!
<毎週日曜日はオフィスDE譲渡会 12:00-16:00> 毎週日曜日は等々力のLOVE&Co.のオフィスで譲渡会(オープンラブコ)を開催中! 猫の譲渡希望の方はもちろん、保護活動に興味のある方、ボランティアをしたい方、お買い物をしたい方、ご予約なしでお入りいただけます。(注:猫カフェではないので、お茶しながら猫と遊びたいという方はご遠慮ください)
<お買い物で保護猫を応援! オンラインショップLOVE ME SHOP> 猫のお迎えは難しくても応援できます!こちらの商品の売り上げが保護活動の大きな資金になっています。保護猫たちもモデル業を頑張っていますので、ぜひお買い物でご協力してくださ〜い!