野良猫保護の問い合わせの前に


猫のご相談について

LOVE & Co. では、「野良猫を保護して欲しい」というようなお問い合わせを数多くいただきます。

LOVE & Co. は小さなオフィスで保護をしているため、受け入れられる頭数には制限があります。
保護頭数が増えすぎると猫達にとってもストレスとなり、適切な環境を維持することができません。よって、全てのご相談にお応えすることはできません。

(LOVE & Co. だけではなく、恐らくどの保護団体さんも同じ状況だと思います)
「近所に野良猫がいるから保護しにきて欲しい」というような丸投げのご相談には対応できませんので、猫を助けるためにはご相談者さんのご協力も不可欠となります。以下の流れの中で、どこまでご自分で対応可能かを明記の上、お問い合わせください。

 

① 保護(捕獲)
LOVE & Co. はスタッフ2名で運営しているので、捕獲に出向くことはできません。
簡単に保護できる子なら良いですが、人に慣れている猫であってもいざ捕まえようとすると警戒してしまって捕まえるのが大変な場合があります。普段からお世話をしている餌やりさんがいる場合は協力を頼んでみると良いでしょう。

人慣れしていないこの場合は捕獲箱を使用する必要があります。(捕獲器は動物病院や行政で貸してくれるところもあります)。一度でうまくいかない場合はなんども現場に出向く必要があります。(捕獲箱を設置する場合は必ず現場で待機するようにしてください。虐待の危険もあります)。

 

② 医療ケア
無事に保護できたら、まず動物病院での診察が必要です。健康に問題なければ、他の猫への感染症予防のためにも以下の処置を行ってください。

ノミダニ駆除 / ウィルス検査/ 3種ワクチン/ 不妊手術(済んでいる場合を除く)

概算:2~3万円(病院によっても医療費は変わってきますのでお近くの動物病院へご確認ください)。

野良猫の医療ケアの経験が少ない病院もありますので、事前に動物病院へ問い合せておくと安心です。去勢・避妊手術は助成金がおりる地域もあります。

 

③ 保護場所確保

LOVE & Co.のオフィスに空きがある場合はこちらで保護いたしますが、いっぱいの場合がほとんどです。その場合、一時預かりボランティアさんを探すことになります。すぐに見つかれば良いですが、日数を要する場合がありますので、できれば数日の間だけでも、ご自宅で保護するか動物病院で預かってもらうなどの準備をしてください。

「犬や猫を飼っているから家では保護できないんです。」と言う方が大半ですが、ケージを置くスペースがあれば保護はできます。
どうしても自宅での保護が難しい場合、親戚や友人にも相談してみてください。

 

④ 里親募集
ここが一番長期戦です。
仔猫の場合は数時間おきの授乳をしながら社会化期の2ヶ月ぐらいまでは出来るだけ沢山の人や猫や動物と触れ合わせ2ヶ月を過ぎてから里親募集を開始します。
野良猫の時期が長かったり、人に危害を加えられて怖い思いをしてきた猫ほど、人になつきませんので、ある程度人慣れするまで人慣れ修行が必要になりますし、家猫として落ち着くようになるまで愛情いっぱいお世話をしながら里親募集をします。
里親募集についてはLOVE & Co.でも力を入れて行いますが、周囲へ里親募集中の猫がいることをお知らせしたり、ご自身のSNSやブログを使って投稿したりシェアしたりと出来ることは沢山あります。

 

⑤ 譲渡
里親募集中の保護猫に、里親(飼い主)になりたい方からのお申し出が入ってから、審査・トライアル・お届け・本譲渡・その後のケアまでの全般を言います。

 

最後に

上記のように、一頭の猫を助けるには熱意、時間、労力そしてお金が必要です。保護団体は猫を保護することで利益を得ているわけではなく、多くの団体は、持ち出しや寄付で活動しており、仕事とは別の空いた時間を使って保護活動をしています。

LOVE & Co. では寄付に頼らない保護活動を目指し、コーヒーや雑貨の販売で得た事業利益を保護活動に充てていますが、保護することでどこかからお金が入ってくるということはありません。

保護活動をしている一部の人に負担が集中するのではなく、できるだけ多くの人に少しずつ協力してもらいたいと思っていますので、猫を助けたいと思っている方には、LOVE & Co.としても全力でサポートしたいと思っています。
自分には無理!と決めつけず、まずはご自分でできることをお考えの上、お問い合わせください。