Dr.ごましおが沢山のヒトに愛される理由


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ごまとの出会いは、丁度一年前に遡ります。

LOVE & Co.は2016年3月3日に設立しましたが、その頃オフィスにはまだ何もなく、公庫から融資を受けるための手続きやクラウドファンディングの掲載記事の準備やWEBサイトの立ち上げなど、各々が自宅で仕事をしていました。

3連休最終日の3月21日、スタッフのひとりが、ふらつきながらスーパーに入ろうとしている一匹のネコを見つけました。従業員に見つかり首根っこを捕まえられ外にポイッされては、また入ってポイッされるのを何度も繰り返し、ついにはダンボールを持ち出した従業員。どこかに捨てに行こうとしていたところをスタッフが声をかけレスキューしたのがごまとの出会いでした。

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猫風邪と脱水がひどく、そのまま2週間ほど入院。そしてその間、SNSで名前を募集しました。

今でこそ 「ごま」 とか 「ぎょま」 とか呼ばれていますが、正式名称は 「Dr.ごましお」。 なんでドクターかというと、当時は痩せていたのでブラックジャックに似ていたんですよ。

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そして、桜が満開の4月4日に退院したごまは、そのまままだ何も無いラブコのオフィスにやってきたのです。

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退院したごまは、レスキュー時には全く想像がつかないほど、ファニーフェイスでカワイイ顔をしておりました。

スタッフの中で等々力のオフィスに一番近い場所に住んでいたということもあり、わたくし矢沢がごまのいるオフィスに足繁く通うことに。

現在は商品の倉庫として使っているスペースには、当時はこたつが置いてあり、まだまだ寒い時期だったので、ごまと一緒にこたつに入って仕事していました。(当時の様子はクラウドファンディングの活動報告に記載されています。)

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(パソコンジャックが大好きなごま)

 

昔は誰かと暮らしていたんじゃないかと思うほど、ごまはとても人懐こく、ストーカーのようにわたしの後ろをついてまわり、常にゴキゲンに喉をゴロゴロ鳴らし、呼べば返事をしてくれました。

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(ご飯の時も膝の上でガン見され、食べづらいこと)

 

少しずつオフィスらしくなるに伴い、オフィスを訪れる人が増えていきましたが、来客があるたびに入口横のカウンターまでお出迎えをして、ソファーに腰掛ければその方の膝の上に乗り、ゴロゴロと喉をならしながらベッタリと甘え、誰しもがごまの虜になって帰っていきました。

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(玄関でお見送りを永遠にするごま)

 

集荷のお兄さんにも、お出迎えとお見送りを日課にしていました。

人が大好き、来客が大好き、接客が大好き。 そして、ラブコを訪れる皆からごまは愛されていました。

 

ラブコに次から次へと来るネコらの面倒もとてもよく見てくれ、みんなの良き兄貴でもあったのです。

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(先日ラブコに戻ってきたキキララは、手のひらサイズでこんなに小さかったんですよ~)

 

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(「ごまにぃー遊んで~♪」)

 

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(リリトトに神輿のようにワッショイされるごま)

 

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(旧名さんぽとムギコもごまが大好き)

 

そして、ごまの里親募集を兼ねたコーヒーラベルの在庫が無くなった頃、引き続きごまの里親さんを探すことが果たしてごまにとって最善なのかを、ラブコで開催しているワークショップでミニセッションをしてくださっているアニマルコミュニケーターの幸さんに聞いてみたんです。

「家の子になったことがないから比較のしようがないけれど、僕はここが好き!」

 

そして、ごまはその冬からラブコの一社員としてラブコのネコになり、ごまの新しいコーヒーラベルから “ADOPT” の文字が消えました。

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(Newコーヒーラベルと記念撮影「一社員としてバリバリはたらくにゃ~」)

 

設立当初のクラウドファンディングで高額な支援をしてくださった方のおひとりで、この夏に三軒茶屋で 『猫のいる、猫本だらけの、猫と人を幸せにする本屋』 をオープン予定のYさんは、身内以外でラブコを訪問しに来られた初めての方でした。

ごまがラブコのネコになったことを知ったとき、Yさんは「やっぱりね、初めてここに来たときからそうなるんじゃないかと思ってた」と。 本屋の看板猫にスカウトしたかったんだけど、きっといずれラブコのネコになると予感していたんだそうです。

 

そしてその頃から、ごまは送り迎えをしない時や食欲がない日や一人でいることが増えてきました。機嫌が良かったとおもうと突然怒ったり性格も不安定に。 病院の先生によると肝臓の数値に異常があるということで、薬での治療を続けること数週間。 その後の血液検査は正常値に戻ったものの、ごまの元気は完全復活しなかったのです。

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「ごまちゃん、心がお疲れみたい。」

と、オフィスに来ていた幸さん。 

そしてその日の夜、働き過ぎのごまを矢沢家に連れて帰りました。 ごまが休みたい日は矢沢家でのオフ日を設けることにしたんです。 わたしはオフィスから徒歩10分のところに引っ越していたので、昼は一緒に出勤して夜は一緒に帰る生活ができるように、ごま専用の宇宙船号も購入。

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しかし、その週末のネコヨガとオープンシェルターに参加するため出勤したっきり、ごまは宇宙船号に乗りたがらず、1ヶ月ほど矢沢家でのロングバケーションを続けたのです。

このまま出勤したがらないのであれば、正式に矢沢家にお迎えしてもいいなぁ~と思っていたこともあり、幸さんにごまがこれからどうしたいのかを聞いてもらいました。

(ちなみに、アニマルコミュニケーションでは動物自身が感じている体感は感じても、診断や病気かどうかは判断できません。健康・病気が心配な方はアニマルコミュニケーションではなく、獣医に診てもらってください。)

 

 

「ラブコの社員ネコを続ける?」

 → 「とても楽しかったし大好きだったけれど・・・もういいかな。」 オフィスのネコというのを一通り経験し、矢沢家でおウチの子がどういうものかってのを知った上での答えでした。

 

「矢沢家の子になる?」

 → 「ここは、ダッシュとシルブの家で、えんちゃんは “ボクの人” じゃない。だから、ダッシュとシルブがボクと仲良くしようとしてくれたけど、いずれお別れする時に悲しいから仲良くしなかったんだ。」 (あっけなくフラレマシタ・・・。が、ネコだって飼い主を選ぶ権利があって当然です。)
矢沢家に行ったことは感謝していたようです。おウチの子というのがどんな感じかわかったし、お留守番がこんなに長いものだとも思わなかったのだそうです。

 

「新しい家族を探す?でもお留守番はどのおウチに行ってもある程度あるのよ。」

 → 「 “ボクの人” なら離れていても心が繋がっているからお留守番はできるよ。」

 

そして、最後の質問、「本屋さんに行く?」
ネコがいる本屋さんが新しくできること、その本屋さんの上は住居になっていて、本屋と住居はネコ専用の螺旋階段で繋がっていて、好きなときに本屋で接客して好きなときにおウチの子として “ボクの人” に甘えられる環境であること。その本屋さんには先住ネコちゃんが一匹いて、新しく本屋さんになるネコはごま以外にもいるかもしれないこと、本屋さんに行けるのはまだ数ヵ月先になることを伝えたところ、聞きながらどんどん目が輝きはじめ、「ボク、そこに行きたい」 と即答したそうです。

但し条件があって、本屋さんができる前にできるだけ早く “ボクの人” に会いに来て欲しい。そして、他に迎え入れるネコより先にボクを迎え入れて欲しい。

 

Yさんに伝えたところ大喜びで、翌日ごまに会いに来てくれるというので、ごまも約1ヶ月ぶりにラブコに出勤したのです。

移動が苦手なごまは、オフィスに着くなり調子が悪く “ボクの人” が会いに来たのに横になっていました。 そして、歩いている様子がちょっとおかしいのが気になり、その夜病院へ行くことに。 

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検査の結果、今度は腎臓の数値が良くなく、その後しばらく通院と週に数回の皮下点滴を続けながら、本調子がでないままオフィスで過ごしていました。

 

そして数週間が経ち、ひとりでシャーッッと威嚇していた明らかに様子がおかしいごまを慌てて病院へ連れていくと、すぐに下半身麻痺により立ち上がれない状態に。 当初はヘルニアか腰痛かもしれないという見解で、スタッフも安堵したんです。 歩き方がおかしかったのも、突然怒り出していたのも、食欲や元気が無かったのも痛みのせいだったのね・・・と。 長い間、気づいてあげられなくてごめんねって。

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安堵したのも束の間、翌日には麻痺が上半身にまで及び、これは脳に何らかの異常があるかもしれないとのことで、MRI検査をしたのです。

診断結果は、FIPである可能性が極めて高いということ。脳の一部が肥大しており、そのために小脳と脊髄が圧迫され、様々な症状を引き起こしているとのこと。 その後も、脳の専門医のいくつかに診てもらったのですがどこも同じ見解で、西洋医学ではこれ以上できる治療は無く、それならばごまがおよそ一年間暮らしてきた安心できる場所であるオフィスに連れて帰ってゆっくり過ごそうということになりました。

 

3/8に退院してからはごまの自己治癒力を信じ、同種療法のホメオパスと、手作り流動食による質のいい食事を取り入れながら、ごまの生命力によって一日一日を繋いでいます。

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(オフィスに戻ったごま。ごまと新しい朝を迎えられることがどんなに嬉しいことか。)

 

ごま、身体は動かなくても心は幸せで満たされているんだそうです。
「こんなにしてもらって、ボクは幸せ」って。

 

ごまが寝れない時には、SNSに寄せられるごまへの応援コメントをひとつひとつ読み上げていると、自然と眠りにつきます。
毎日全国各地から届く、LOVE ME SHOPへのご注文、寄付や支援物資、SNSへの応援コメントは、確実にごまに届いていて、ごまの心を幸せで満たしてくれています。

 

ありがとうございます。

 

 

LOVE ME SHOPは品数が決して多くはないため、家にまだ沢山のコーヒーがあるだろうに追加でたくさん買ってくださるリピーターさんたちが大勢見受けられます。

申しわけない・・・(; ̄ェ ̄)

 

そこで、

 

「ごま応援グッズ」を発売します!

 

既に持っているものを増やすより(正直、毎日飲むコーヒーがメイン商材で良かった・・・)、せっかくなら楽しいお買い物でごまを支援してくただけたら、ごまもきっと嬉しい。

そして、今回ありがたいことに寄付してくださる方がとても多かったので、寄付した額がダイレクトにごまに使われる寄付付き商品も発売します。

ごまの検査・入院・治療費など、おおよそこれまでに50万弱かかっており、支払いはこれからヽ(;▽;)ノ
なので、それらの医療費や今後の治療や食事など、ごまのために大切に使わせていただきます。

 

 

ラブコにとって初めてのネコとなったごまが、ラブコにとって初めてのお客さんだった本屋さんに行くということは、なんだか全てが偶然なんかじゃない気がするんです。

ラブコで沢山の人から愛されたごまは、夏になったら本屋さんで沢山の人に愛される♡

毎日ごまと一緒に本屋さんでの楽しい生活をシュミレーションしながら、ごまの 「生きたい!」 という思いを全力で支えていきたいと思っています。

 

フレーッ フレーッ ごま!

 

 

 

 

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